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伊坂幸太郎のおすすめ作品7選!ランキング形式で紹介!

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今回は、伊坂幸太郎のおすすめ本を、長編と短編に分けて、一挙紹介していきます。

たくさんの著書が映画化や漫画化、ドラマ化したことでも話題の伊坂幸太郎さん。書店に行っても、必ずその本を目にしますよね!

前から気になる作家だったけど、どれから読み始めれば良いのか分からない方は、ぜひ参考にして下さい!

以下、目次となります。

目次

 

伊坂幸太郎のおすすめ長編作品4選!

まず、伊坂幸太郎の長編作品の中でおすすめのものを一挙紹介していきます。特に、上位の作品は必見です!

①:オーデュボンの祈り

伊坂さんはこの「オーデュボンの祈り」で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞してデビューされました。

舞台は、現在でも鎖国を続けている「荻島」という島で、主人公の伊藤が目覚めると見知らぬ部屋に連れて来られていたところから始まります。

荻島には、優午という未来のことが分かるカカシがいて、そのカカシが殺されてしまうことから物語が加速し始めます。

「優午は未来のことが分かるのに、なぜ自分が殺されるのを阻止しなかったのか」という最大の謎とともに、優午は誰が何のために作ったのか、荻島はなぜそのように閉ざされて誰からも忘れられてしまったのか、そして語り継がれている「荻島に欠けている大事なもの」とは何なのか、などの多くの謎が解き明かされていきます。

たくさんの謎が少しずつ明らかになるとともに、物語の全容が明らかになっていく様子は圧巻です。

伊坂作品の魅力の一つである、さまざまな要素が絡み合ってラストに向かっていくところや、社会的にはまともじゃないけれども愛すべき登場人物たち、作中に散りばめられたぐっとくる言葉などは、デビュー作から健在です。

何気なく物語の中盤で出てくる「1回しか生きられないんだから、全部を受け入れるしかねえんだ」という言葉が、物語を暗示しているようです。

「伊坂さん、よくぞこれを投稿して世に出て来てくれました!」と感謝したくなるようなデビュー作です!

②:グラスホッパー

なんと登場人物が殺し屋だらけの小説です。

信号待ちをしているターゲットを車道に押し出す「押し屋」、ナイフの使い手「蝉」、話しているうちにターゲットが自殺したくなってしまう「鯨」など、物騒な職業の人がたくさん出てきます。

そんな殺し屋たち、一人ひとり人間味があって憎めないキャラクターたちで、物語の大きな魅力の一つになっています。

主人公の鈴木は、妻を殺した男に復讐すべく非合法の会社に潜入します。

しかし、正体に気付かれてしまい、おまけに目の前で妻の敵が車に敷かれて死んでしまいます。

どうやらそれは「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしく、その男を追いかけますが、目の前の穏やかな男が本当に殺し屋だとは思えません。

追いかけた男は本当に殺し屋なのか、殺し屋同士の対決の中で生き残るのは誰なのか。

スリリングでスピード感あふれる展開に、ページをめくる手が止められません!

こちらの作品も映画化、漫画化もされていますので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね! 

③:重力ピエロ

こちらも映画化されている作品です。

主人公は遺伝子に関する仕事を扱う会社に勤めている「泉水」で、彼には落書きを消す仕事をしている弟「春」がいます。

ある日、泉水の会社が連続放火の被害に遭います。

春は、放火があったところの近くには必ずグラフィティアート(スプレーを使った落書き)があることに気付きます。

一方、なぜか春のことを調べている女性も現れて、謎が深まっていきます。

連続放火とグラフィティアートの関係とは、犯人は誰なのか、そして犯人の目的は一体何なのか。

遺伝子、落書き、親子、兄弟、過去・・・様々なピースがかっちりと一つにまとまった時、物語は衝撃のラストを迎えます!

家族について、そして罪と罰について考えさせられる作品です。

何と言っても、物語の出だしの部分からものすごいスピードで惹きつけられます。

「春が二階から落ちてきた」から始まり、瞬く間に体育倉庫に悪い奴らを懲らしめにいった、と思いきや・・・。続きはぜひ、本書でお楽しみください!

解説の北上次郎さんもおっしゃっているように、出だしからそのセンスにしびれますよ!

④:ゴールデンスランバー

こちらも映画化されている、伊坂幸太郎の代表作の一つです。

衆人環視の中、首相が爆殺されるというショッキングな設定の元、しかもその犯人が主人公だと報道されます。

正直読み始めは、どうしても登場するキャラクターに感情移入をすることができず、やや苦痛を感じながら読んでいましたが、物語終盤以降、あるキャラが登場してから、俄然話が盛り上がります。

ラストは賛否両論あり、私自身は納得できましたが、腑に落ちない方もいるかも知れません。

ぜひ、あなた自身の目でその結末を判断してみて下さい!

 

伊坂幸太郎のおすすめ短編集3選!

伊坂幸太郎は、短編集もよく執筆しており名作も多いです。本項では、その中でもおすすめの短編集について紹介していきます!

①:終末のフール

「終末のフール」「太陽のシール」「籠城のビール」「冬眠のガール」「鋼鉄のウール」「天体のヨール」「演劇のオール」「深海のポール」の8つのお話からなる短編集です。

すべてのお話の舞台は、仙台北部にある集合住宅「ヒルズタウン」です。

8年後に小惑星が地球に衝突して世界が滅亡すると知らされてから5年後、絶望からくるパニックも落ち着き、いわば小康状態となっています。

そんな中で、ヒルズタウンに住む人々が、それぞれの生活に向かい合う姿が描かれます。

ある老夫婦は家を出たまま戻らなかった娘と再会し、ある夫婦は妊娠した子供を産むべきかを迷います。

また、ある兄弟は妹を自殺に追い込んだ元アナウンサーの自宅に籠城し、ある少女は亡くなった父親が残した本を全部読んだのを機に、自分の世界に新しい風が吹き始め、ある少年は再びボクシングジムへ通い始める・・・など、皆が残された時間の中でそれでも前を向いて生きていきます。

世界が滅びるまであと3年という非常に特別な状況の中で、人々が何を想い、何を選ぶのかを目の当たりにして、自分だったらどうするだろうと考えずにはいられません。

そしてその問いが、今日をどう生きるのかにもつながっていくでしょう。

もちろん、さすが伊坂さん、全ての話にしっかりと重りがありつつも、物語によっては軽やかさもあり、読後はしっかりと前を向こうと思わせてくれます。

暮らしの中で自分の選択に疑問を持った時、読み返したくなる一冊です。

②:フィッシュストーリー

「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」の4つの短編・中編が収録された作品です。

本のタイトルにもなっている「フィッシュストーリー」と「ポテチ」はそれぞれ映画化もされています。

「動物園のエンジン」は、動物園の元飼育員の不可解な行動の謎についてあれこれ推理し、「サクリファイス」では、多くの伊坂作品に登場する黒澤が登場、小さな村の伝統行事の謎に挑みます。

「フィッシュストーリー」では売れないロックバンドの最後のアルバムにおさめられた『フィッシュストーリー』という曲が時代を超えて奇跡を起こします。

そして最後の「ポテチ」では、泥棒の今村が不遇のプロ野球選手を救うために奔走します(これにも黒澤が登場します)。

それぞれ、そのすべてに伊坂作品のエッセンスがぎゅっとつまっていて、読み応え十分です。

ちなみに、映画版の「フィッシュストーリー」で使われている斉藤和義作曲の『フィッシュストーリー』は、原作のイメージそのままのとってもかっこいい曲となっています!

曲を聴きながら本を読むのも、また楽しいですよ! 

③:アイネクライネナハトムジーク 

「アイネクライネ」に始まり「ナハトムジーク」で終わる、6つの短編から成る良著です。

オムニバス形式の短編集ですが、伊坂幸太郎らしく、それぞれに意外な関係があり、非常に楽しく読み進めることができました。

斉藤和義の名曲「ベリーベリーストロング」の歌詞のもとになった作品のため、その曲を視聴した後に読み進めると、また違った読後感が得られるかも知れません。

 

まとめ

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

謎が複雑に絡み合う長編だけでなく短編・中編もとってもおすすめです。

ここに紹介した作品はほんの一部なので、ぜひ本屋さんで手に取ってみてくださいね!

夢中になりすぎて寝不足にならないように注意です!

 

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