【ローグライク】人類史上最高のゲームについて、熱く語らせてくれ【アスカ見参】

はい。ウマキと申します。

あなたはゲーム好きでしょうか。私は大好きです。超好きです。

どのくらい好きかと言えば、女性のおっぱいの次に好きです。(これは男にとって相当高い順位だと分かるでしょう。)

そんな私が人類史上最高傑作だと思っているゲームについて、今回紹介します。

【2017/06/25 修正】

【2017/08/06 追記】

最高のゲームとは

では、何を持って最高と位置付けるか。それは人により様々だと思いますが

  • 高い中毒性を持っている
  • マンネリ化せず、いつも驚きをくれる
  • 手に馴染む操作性
  • ゲームシステムの拡張性

が重要な要素ではないかと考えています。正直、グラフィック等はゲームにはあまり関係ないです。『美人は3日で飽きる』と言われるのと同様、美麗な映像はすぐに目が慣れてしまい、何度もユーザーに感動を与えるような作用はありません。

それよりもゲームの楽しさの本質は、システムを楽しむ事にあると考えています。

もっと端的に言えば・・・、

『無人島に持っていったとして、そのゲーム一本で生涯を過ごしても飽きない』

そんなシステムを組み込んだゲームが、史上最高のゲームだと思いませんでしょうか。

※ちなみにオンラインゲームは対象外です。

そんなゲームあるのかよ・・・、という声も聞こえてきそうですが・・・

あります!!これです!!

f:id:eternalcollegest:20170419010418j:plain

パチパチパチパチ

俗に言うローグライクゲームですね!

私は多分このゲームを余裕で1000時間以上はプレイしていると思います。しかし、1000時間プレイしようがやり切ることは不可能ですし、毎回のプレイで新しい感動をもたらしてくれます。

以下、その魅力について説明しますね!

途中鼻息荒くなることもあるかも知れませんが、生温かい目で見守って下さい!

ローグライクって?

f:id:eternalcollegest:20170419011043j:plain

日本では、チュンソフトから発売された『トルネコの大冒険』からその歴史が始まります。ローグライクの歴史について、詳しく語ると日が暮れてしまうので、そのゲームシステムを以下簡単に説明します。

ランダム生成ダンジョン

ダンジョンはランダムに生成される。これにより、ゲームをするたびに同じダンジョンが使用されるゲームに比べてリプレイ性に優れている。各種アイテムの見かけ(未識別時の名称)がプレイ毎に変化し、一度使用してみるまでは種類が分からない。

これが一番の特徴です。毎回ダンジョンはランダムで生成される為、プレイヤーは常に新鮮な気持ちで挑む事が出来ます。※同じダンジョンが生成されることは乱数固定をしない限り、まずありません。

恒久的な死

「死んだらおしまい」である。キャラクターが死ぬと、プレイヤーはダンジョンを最初からやり直さなければならない。セーブ機能はあるが、それはゲーム中断用の機能である。死亡後は当然所持金は0になり、入手していたアイテムも全て没収される。

これが最高にシビれる特徴です。どんなに有利な状態でダンジョンを進んでいようが、死んだら0に戻ります。このシステムより、今出ている生易しいRPGでは味わえないような命の重さを味わう事が出来ます。

ターン制の戦闘システム

ターン制の戦闘システムを用いており、プレイヤーが行動しない限りゲーム内の時間は経過しない。

死にそうな時は、将棋で次の1手を読むような感覚になります。

特に深層階にて、強敵に囲まれた時はコントローラーを持つ手が震えるほどです。この震えは普通のゲームでは味わえない程の緊張感です。1手選択を間違う事により、今までの努力が全て無に帰す、ギリギリ感が堪りません。

ローグライクの魅力

本項では、以下、ローグライクゲームの魅力について語っていきます。その素晴らしいゲーム性の全てを語るには、とてもスペースが足りないのですが、端的にでもその魅力の一端に気づいて頂ければ幸いです。

毎回の冒険で発見がある

ランダムでダンジョンが生成される為、毎回の冒険で色々な事が起こります。レアな装備が低層階で手に入ったり、強いモンスターを倒して一気にレベルアップして無双出来たりなど、 挙げればきりがありません。

特に持ち込みなし、取得アイテムはほとんど未識別である白蛇島(裏白蛇)は偶発的要素が多く発見も多いです。

ダンジョンには偶に店が出現するのですが、その店にレアアイテムが売っていた時の驚きと嬉しさは、何にも代えがたいものがあります。

また店は荒廃したダンジョンを照らす、唯一の光(ぬくもり)となる為、店内にいるだけでもほっこりします。

プレイヤー自身のレベルが上がる

死んでしまえば全てのアイテムを失いレベルも1に戻ってしまうので、やる気が失せるのではと思っている人もいるかも知れませんが、それは大きな間違い。

このゲームは、ゲームキャラクターではなくプレイヤー自身のレベルが挙がるゲームなのです。

例えば、あるミスをして死んでしまった場合、次は同じミスをしないように心がけて冒険しますよね。そうやってプレイヤーがどんどん賢くなっていくゲームなのです。

そういう観点から見れば、『死んで覚えるゲーム』となるので、その系統が好きな方はプレイしてみるとハマるかもしれません。

基本的に仲間はいない

仲間を連れていく事は出来ますが、基本的に主人公一人でダンジョンに潜ります。

※仲間は弱く足手まといにしかなりません。仲間と一緒に潜る『一致団結』というダンジョンがありますが、仲間が一人でも死んだらゲームオーバーで、最高難易度を誇るダンジョンとなっています。

通常のRPGであれば仲間と助け合って進みますが、99階降り切るまで常に一人なのがこのゲームの面白いところです。イメージは登山に近いでしょうか。

一人、誰にも祝福されることなく、ひたすら頂きを目指し山を登ります。大きな困難に直面しようが、強大な敵が出ようが一人で対処しなければなりません。

そのような苦境を多く乗り越えたほど、最後の階段を下り最下層に到達した時の喜びは何にも代えがたいものとなります。

私が初めて高難易度ダンジョンであるフェイの最終問題*1をクリアした時は、涙が出ました。

美麗なムービーも、心地いいBGMも有りませんでしたが、 不思議とそれは止まらず、まさしく登頂した時と同様の感動が私を包みこみました。

縛りが容易

通常プレイ出来るダンジョンでも、非常に高い難易度を誇りますが、コアなユーザーになると、それでも飽き足りなくなります。しかし、『装備武器は両手持ち武器のみ』、『盾の装備を禁止する』など、縛りを設ける事が簡単に出来、それにより難易度は比較にならないほど上昇します。

例えそのような縛りを入れても、絶妙な難易度に仕上がっている点が本作品の素晴らしいところです。特に本ゲームでは、盾が非常に重要な要素になっている為、それを縛る事により、全く別感覚のプレイを楽しむ事が出来ます。

ハックダンジョンがプレイ可能

Windows版のみ。DC版は不可。有志の方たちがアイテムや、モンスターを変更したダンジョンを作り配布しています。玉石混合の状態ですが、非常によく出来たダンジョンもある為、大変やりがいがあります。(最難度ダンジョンと言われている裏白蛇より数倍難しいダンジョンも多数存在しています。)

また、新アイテムも多く登場しており、全く別物のゲームとして楽しめます。私はSMPIHというハックダンジョンが好き。

Asuka Hack Wikiの詳細ページはこちら

ローグライクの辛い点

以下、ローグライクゲームをプレイする上で、プレイヤーにとって辛い点を挙げます。特に低層ループについては、高難易度ダンジョンになるほど顕著になる為、その点は残念なところです。

理不尽な死

基本的にプレイヤーのスキルが高ければ、中層階以降の死亡はほとんど防げますが、高難易度ダンジョンでは、プレイヤー側からは防ぐことが難しい理不尽な死がままあります。

上記を防ぐために難易度を下げてしまうと、逆にゲームの手ごたえが無くなってしまい、難しいところですが、必死の思いで深層に辿り着いたにも拘わらず、不運な事故で死んでしまう事は、やはりマイナスに感じました。

そのようなゲーム性も含めてローグライクの良さとも言えますが・・・。

低層ループ

通常難易度や高難易度ダンジョンの場合はあまり問題ないのですが、超高難易度のダンジョンや高難易度ダンジョンに特定の縛り*2をつけた場合、『低層ループ』*3に陥ってしまう事があることです。

超高難易度ダンジョンの場合、 低確率で出現するアイテムがクリアに必須であったりするので、時間をかけ深層階まで来てそのアイテムが結局出なかったという事態を防ぐため、低層階にてそれを取得出来るまでやり直す事が多いです。

『低層ループ』は通常プレイではまず起こりえませんが、超高難易度ダンジョンに挑む際の一つのネックになっています。

PCダウン

ゲームプレイ中は中断しか出来ない為、PC障害などにはどうしても弱くなってしまいます。私も何度かプレイ中PCが強制シャットダウンされ、ゲーム内にて中断せずにプレイを終了した(⇒これはゲームでは死んだと見なされます。)と判断された事があります。

これはPCの性能に依存してしまう為、ゲーム側ではコントロールが難しいです。

有志の人が開発したパッチを当てることで防げるので、PCが不安定な方はこれを導入する事がほぼ必須となります。くれぐれも使い方には要注意!

高価格な点

リンク先を見てもらえれば分かるかと思いますが、現在このソフトは生産を停止しており、プレミアがついて非常に高価格になっています・・・。

販売元のチュンソフトがダウンロード販売すればいいのですが・・・、権利関係の問題で中々難しいようです。

ニコニコなどの動画や生放送を見て、最近ローグライクにハマった人にとって、この価格は絶望的なほど高く、とても購入出来ないので、もうちょっとどうにかならないかな・・・。

本当に素晴らしいゲームなので、一人でも多くの人にプレイしてもらいたいと切に願っています。

私は発売当初に普通に定価で買いましたが、ちょっと今の価格は酷過ぎますね。

※Windows XPまで対応と書いてありますが、Windows7,8,10でもきちんと起動します。以下ご参照ください。

http://asuka.lsx3.net/?FAQ#Windows7
http://asuka.lsx3.net/?FAQ#Windows10

まとめ

では、纏めます。

史上最高のゲームは、

不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参! for Windows

であり、その魅力は、

  • 毎回の冒険で違った発見があること
  • ゲームキャラクターでなく、プレイヤー自身のレベルが上がること
  • 登山で困難な山を登頂した時のような感動をもらえること

です。

ローグライクってなんじゃらほい?って思っている方に、その魅力が少しでも伝われば幸いです。

【追記】

ちなみに私はアスカ見参の裏白は50回以上クリアしています。

SMPIH(ShinsouMPIHard)もクリア済みです。一致団結はどうしても苦手で、まだ未クリアです・・・。

何度でもやりたくなる不思議な魅力を持ったゲームです。やり込み系ゲームが好きな人なら、まず間違いなくハマると思うので是非プレイしてみて下さい!

おすすめ動画

ローグライクは普通にクリアするのも難しいダンジョンに、更に縛りを設ける猛者も存在します。

その中でも鬼畜レベルの縛りを設けている猛者をいくつか紹介します。

肉無掛軸裏エンドレス2371F乙 by ふぁるこん ゲーム/動画 – ニコニコ動画

掛軸裏の洞窟は通常プレイでも99Fに到達するのは難しいのですが、縛りもつけた上で2000階以上いくとは・・・。本当に何物だ!!?って感じですよね。

99階以降の階層ははゲームがカウントしないので(99階の階段を下りても次階は99階となる)、プレイヤーにてカウントする事になります。

アスカ見参 裏白蛇TA 99F 1時間12分29秒 – YouTube

普通にクリアするのすら難しいのに、1時間強で99F踏破するとは・・・。店主焼きというバグを使っていますが、それも含め非常に高い技術力にて操作されています。私はじっくり考えるプレイスタイルが好きなので、TAはやりませんが、この判断力の高さは見習いたいです。

ローグライク系おススメアプリ

以下、スマホで楽しめるローグライク系のゲームを紹介します。スマホ操作に最適化されている為、通常のローグライクとはかなり操作感が異なりますが、そこは仕方のないところでしょう。

DungeonRaid

f:id:eternalcollegest:20161117183908j:plain

普通のローグライクとはシステムも随分違います。しかし、雰囲気や偶発性の高いシステム、一度死んだら初めからなところ等は、確かにローグライクに通ずるものがあります。

パズドラの開発の原点にもなったアプリなので、是非一度遊んでみてはいかがでしょうか。何度かプレイすれば、アプリ版ローグと言われる所以が分かるはず!

Dungeon Raid

Dungeon Raid
開発元:Fireflame Games
¥120
posted with アプリーチ

風来のシレン 月影村の怪物 for Android

f:id:eternalcollegest:20161117183853j:plain

iPhone版が出ていない為未プレイですが、Windows版で発売されていた月影村の怪物の移植作です。

スマホでシレンが出来るの点は素晴らしいですが、ローグライクというジャンルは1つの間違いが命取りになる為、スマホであると操作性の面が気になるところです。iPhone版が出る気配はありませんが、出たらプレイしてみます!

風来のシレン 月影村の怪物 for Android

風来のシレン 月影村の怪物 for Android
開発元:SPIKE CHUNSOFT
¥500
posted with アプリーチ

他、アプリ関連エントリーはこちら!

他、ゲーム関連エントリーはこちら!

ウマキ

*1:風来のシレンのもっと不思議なダンジョンに当たる。ほぼ全てのアイテムが未識別、60F以降は鬼畜で有名

*2:本来ゲーム側からは設定されていない制限(縛り)を自ら課す事によって、より難易度を高くすること

*3:いいアイテムなどが出るまで低層階で何度もやり直しを行うこと。