永遠の大学生になるために

アラサーリーマンの現役エンジニアが永遠の大学生気分を味わう日記。就職・転職活動関連記事や、ネタ面白記事、カップルのお話、映画、漫画、ゲームなどを書いていきます。

略語を使うエンジニアが嫌いだったはずなのに

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はい、ウマキです。

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都内に住む、社畜です。一応、ネットワークエンジニアです。はい。

さて、皆さん、エンジニアというと、どのような印象を持っているでしょうか。何か無駄に専門用語を使い、簡単な話をめんどくさく説明しているという印象を持った事はないでしょうか。

私は、大学での勉強とは全く異なる職種についた為、初めはエンジニアが使う、専門用語が理解できず、非常に苦労しました。

入社当時

入社当時の、ある日の先輩との会話です。

 

先輩、なんかping打っても、!マーク出ないんですけど・・・。

え、何?destinationは何処になってるの?sourceは指定してる?FWpermitされて無かったり、ACL(アクル)ICMPdenyされてる可能性は?というか、negotiationPEミスマッチを起こしていない?BGPで、defaultの広報ちゃんと受け取ってる?AS間違えてない?Neighboraddressはあってる?

ふぁ・・・。

 

何やら、難しい単語を並べており、この当時は先輩が宇宙語を話している様に聞こえました。また、回りの同僚の話も本当に理解できず、ついていくのに必死でした。

 

今見返すと、正直かなり簡単な事を言ってるだけです。ただ専門用語が本当に多い

 

BGPなどの固有名詞は仕方ないですが、日本語で言えるものを、何故か無駄に英語で言ったりしています。英語と日本語が奇妙に混ざり合った会話が、エンジニアでは非常によく行われます。また、上記会話では出てきませんでしたが、それ以外にも頭文字を取った、アルファベット3-4文字の略語が、エンジニアの会話には頻出します。

 

他にもTを『ティー』ではなく、『テー』。Dを『ディー』ではなく『デー』と呼びます。

例えば、NTTを呼ぶ時、 一般の人の場合は

エヌ・ティー・ティー

ですが、エンジニアの場合は・・・、

エヌ・テー・テー

となります。

私は入社当時、このようなエンジニアの略語や、専門用語、特殊な読み方が非常に嫌いでした。そのような言葉を使う事によって、相手を圧倒し、自身を博識に見せているだけだと思ったのです。

また、相手が理解出来ない言葉を使う事によって、議論を煙に巻き、何となく理解させた気になっている様にも見え、苛立ちました。

特にSEと相対している営業は、毎回エンジニアが意味不明の言葉を話していて、腹立たしさを覚えることも少なくないのではないでしょうか。

その為、入社してからしばらく、私は頑なにこのような言葉を使う事を避け、社内の会話でも、なるべく日本語を使う様、心がけました。

 

ウマキー、今回の冗長化作業って、BackupNNI化するんだよね。ASBRPrefix-Listに拠点のLAN-segment漏れなく登録してる?後、protocolはちゃんとBGP喋ってるんだよね。MED付けた?他拠点のASとバッティングしてない?GW冗長はHSRP

日本語で喋れや。

ふぁ・・・。

 

1年経過後

先輩にちょこちょこ反撃しつつも、早いもので、私が入社してから、1年が経過しました。新入社員が入ってきて、初めての後輩が出来、OJTとして、指導しつつ一緒に仕事をする様になりました。 

へー、なるほどY君。エヌ・テー・テーは受けなかったの?

先輩、エヌ・テー・テーって何ですか?

ふぁ・・・。

 

また、別の日。

 

先輩、なんか!マーク出ないんですけど・・・。

ん? DC(デーシー)に向けてping打ってる?DC(デーシー)LAN内のCore-SW配下に、juniperSRXが入ってるんだよ。お客様Policy上、拠点LAN-segmentからの通信しかpermitされていないから、sourceを指定しないと、denyされるよ。

先輩面すんな。日本語で話せや。

ふぁ・・・。

 

そう、後輩が出来て初めて気付きました。あれほど嫌っていた専門用語を、私は普通に使っていたのです。

勿論、この後、もっと分かり易く言い直しましたが、基本的に意識せず、ぱっと話す時は、殆ど専門用語で話す話す事がデフォルトになってしまいました。

 

専門用語について

専門用語は方言と変わらない

エンジニアとして長く働いて分かりましたが、技術者が使う専門用語は方言と変わりません。職場で常にその言葉が飛び交っている為、例え私の様に、用語が嫌いな方でも、否応なしに話す様になります。

例えて言うならば、大阪弁が大嫌いな東京出身の方が、転勤で大阪に来た場合、回りが大阪弁ばかりの為、自身が嫌いにも関わらず、気付けば大阪弁を話す様になった事と大差ありません。

例えば、私はよほど注意して言わないと、DB(データベース)のことを、『ディー・ビー』でななく、『デー・ビー』と読んでしまいます。

また、専門性の高い、博識なエンジニアになるほど、深くその業界と関わっている為、より専門用語や、文中に無駄な英語を使う傾向が強いです。

しかしこれは私が冒頭で説明した様に、相手を煙に巻こうなどの意思はなく、職場環境に慣れてしまった為に、勝手に出てしまうのです。

 

専門用語のいいところ

業界内の人間とやり取りする時は、通常の言葉を用いるより、より明確に意味が伝わります。また、専門用語や技術用語の更にいい点としては、世界共通と言う所です。

例えば、アメリカ人に『りんご』といっても、何を指しているのか伝わりません。『apple』と言わなければいけません。

しかし、例えば、ダイナミックルーティングのプロトコルの一つの『BGP』は、例え相手が何人であろうと『BGP』で通じます。

私は業務上、海外の方とやりとりする事が非常に多い為、この技術用語には非常に助けられています。

私は英語は本当に苦手ですが、簡単な文法と技術英語を組み合わせるだけで、なんとか相手に伝える事が出来る点は、用語の大きな利点です。

 

エンジニアの課題

業界にいて分かりましたが、このような専門用語の扱いについて、多くのエンジニアは気を付ける努力をしています。 

その分野に疎い方と話す時は、なるべく平易な言葉を使うよう心掛けているエンジニアは沢山いますし、実際、そうやってあまり専門用語や略語を使わない方が、しっかり意味が伝わります。

私もなるべく、気を付けてはいるのですが・・・。関西の人が標準語で話そうとして、不意に方言が出てしまう様に、やはり今でも、無駄に専門用語を使ってしまう事が間々あります。

気を付けなければ・・・。

 

まとめ

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。エンジニアあるある話は前から書きたかったエントリーなので、書けて嬉しいです!

元々本エントリーは不思議の国のSE用語を読んで、触発されて書いたものです!本当にエンジニアの会話は不思議なものが多い・・・。

他にもまだまだあるので、その内纏めて更新するかも知れません。もし、他にもエンジニアあるある話があれば、コメント頂けると、泣いて喜びます!

 

参考リンク

フリー画像 ホビヲノエ

 

ウマキ