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赤川次郎のおすすめ小説13選を紹介!ミステリー好き必見!

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はい、ウマキです!

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 今回のエントリーは、赤川次郎の小説について、おすすめ作品を紹介します。ミステリー作品で有名な著者ですが、それ以外にも恋愛、ホラー、青春小説などジャンルは多岐に渡ります。

非常に速筆な事でも有名な作家であり、発表された書籍は約600冊となり、累計発行部数は3億冊を突破しており、この記録は日本人作家の中でも、彼しか持っていません。

元々、私の母が非常に彼の小説が好きで、私が生まれた時から、本棚には彼の作品が所狭しと並んでいました。夜な夜な彼の本を読み耽っていた母の背中を、私は今でも覚えています。

今回紹介する作品はかなり昔に読んだ書籍も含まれていますが、記憶が薄れているものは、少しずつ読み直しながら書いたので、非常に楽しく書くことが出来ました。

以下、目次となります。

 

では、いってみましょう!

赤川次郎のおすすめ小説13選

13位. 勝手にしゃべる女

1冊に26編も含まれている、短編集です。

どの作品も短いですが、非常に良く纏められていますが、表題の『勝手にしゃべる女』は、何とも背筋の凍る物語でした。

私は本短編集の中でも、父親の深い愛情が、切なく悲しかった『長い長いかくれんぼ』が一番印象に残っています。

時には、笑いが込み上げたり、物悲しい気分に浸れたり、鳥肌が立ったりと、様々な作品群が楽しめる、テーマパークのような短編集です。

忙しく、小説を手に取る暇がない人ほど、是非触れてみて下さい。きっとこの本を読むことで、心に心地よい風が吹くはずです。 

 

12位. 杉原爽香シリーズ

本シリーズは、新刊が出るごとに、主人公爽香が1つ歳をとるという、一風変わったミステリーシリーズです。『若草色のポシェット』から始まる本作品は、2017年現在で29作品発表されており、15歳から始まった爽香は、現在43歳となっています。

持ち前の行動力と、天性の観察眼でぐいぐい突き進む爽香の姿は、非常に印象深く、また、刊数を経る毎に少女から大人へと成長していく様は、他の小説では味わえない感覚を読者に与えてくれます。

事件の裏に隠された背景もしっかりと描写出来ており、ミステリー小説としても読み応えは十分です。

基本的にそれぞれの刊は独立していますが、もし時間があるのであれば、是非『若草色のポシェット』から読んでみましょう!

きっと、ページを捲る手を止められなくなるはず!

 

11位. 吸血鬼シリーズ

オカルトミステリーの秀作です。

由緒正しき吸血鬼の父を持つ、ヴァンパイアのハーフである、神代エリカを主人公とし、事件を解決していきます。

混血という重い宿命を負ってもなお、凛と美しいエリカの姿は、読んでいて清々しかったです。また、お茶目でチャーミングな父は大変キャラが立っており、時には主人公を凌ぐほど存在感がありました。

また、吸血鬼の設定についても、非常に良く練り込まれています。一般に知られている吸血鬼の設定とはかなり異なりますが、著者の説得力ある構成により、矛盾ない仕上がりになっています。

本シリーズは、基本的に1冊に3話ほど収録されており、短めの話が多い為、初心者の方でも気軽に読める点が大きなメリットです。

 

10位. 早春物語

青春ミステリー作品です。

『警察を呼んでもらえませんか。あの人を刺して、手が汚れてしまって、電話できないので。』

ヒロイン沖野瞳の衝撃的な一言から、物語は始まります。不倫、密会、事故、友人の事件、一体何が瞳にナイフを握らせたのでしょうか。

17歳という微妙な年齢の、揺れ動く心を、非常に繊細な筆致で描いており、まるで実写映画を見ているような錯覚に陥りました。

もし、彼女がもう少し大人の女性であったならば、もっと違った結末になったのではないかと、深く読者に考えさせる作品でした。

大人として生きる事に、ちょっと疲れた人は、是非触れてみて下さい。生きる事に我武者羅だった、若き日の事を思い出し、きっと少し元気になれるはずです。

 

9位. 真夜中のオーディション

ユーモアに富んだ、ショート形式のミステリーです。

友人の代理で真夜中にオーディションを受ける事になった、役者の卵、戸張美里。そこで貰った役は、12年前に失踪した娘になりすまし、再婚している母を訪ねるという、何とも奇妙なものでした。

役を舞台の上で演じるわけでは無く、実生活にて行う設定が変わっており、読んでいて興味をそそられました。

また、依頼者である奇妙な男と、美里のやり取りが面白く、まるで寸劇を見ているような感覚に陥ります。

ショート作品なので、展開はスピーディーかつ爽快で、読後感も良いものに仕上がっています。小説が苦手な方にも、是非手に取ってもらいたい作品です。

 

8位. 殺人よ、さようなら

下記した『殺人よさようなら』の3年後を描いた作品です。前作では13歳だった有紀子は16歳へと成長し、再び浜辺の別荘に訪れます。

別荘に到着した後に、有紀子によく似た女の子が殺害され、懇意にしていた不動産屋が謎の自殺を遂げます。そして、海辺で知り合った女の子を助けた事から、命を狙われる展開へと発展します。

3年前の事件で、一気に大人の階段を登った彼女には、既に少女の面影はありませんでした。例え、命に関わる事が何度起きようとも、決して狼狽する事のない彼女の『生』を乞わない姿に、背負った十字架の重さを痛感させられ、読んでいて胸が締め付けられる気分になりました。

出来る事なら、続刊でもう一度有紀子の姿を見たいと思えるほど、心に残る作品です。 

 

7位. 殺人よ、こんにちは

辛口の青春ミステリー小説です。

『今日、パパが死んだ。』

物語は、そんな衝撃的な一文から始まります。

丹野有紀子13歳、父の残した莫大な遺産に群がる叔父と母の若き恋人。様々な登場人物の思惑が交差する中、不可解な2つの殺人事件が起こります。

醜悪な大人社会の様相を、冷静に俯瞰している13歳の少女に対して、私は読んでいて、薄ら寒さを覚えました。子ども特有の、純粋が故の残酷さが、行間から滲み出しており、今でも覚えているほど、衝撃の作品でした。

赤川次郎著作の中でも、かなり異色な部類に入り、非常に切れ味が鋭い作品です。刺激が足りないと感じている方は、是非一度目を通してみて下さい。

 

6位. 三毛猫ホームズシリーズ

推理小説の傑作シリーズです。テレビドラマ化もされた作品の為、一度は目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

売春をしていた女子大生が惨殺され、血が苦手な片山刑事は殺人ではなく売春の操作の為、女子大へと乗り込みます。凄惨な事件が続く中、密室で殺された教授の飼い猫であるホームズが、片山刑事に操作の手がかりを教えていきます。

言葉を話すことが出来ないホームズの、微妙な鳴き声や目つきから、事件解決の手がかりを追うという、他推理小説には無い、独特の展開が楽しめます。

赤川次郎作品は読みやすく、軽快なタッチから、やや軽めの作品が多いと判断されやすいですが、本作品は本格的な推理小説として、練り込まれた構成や巧妙なトリックを楽しむ事が出来ます。 

長編・短編合わせて50作品以上発表されている長寿シリーズで、現在も新刊が刊行されています!

 

5位. 白い雨

本作品は、赤川次郎著作の作品の中でも、屈指のサスペンスホラーです。

とある山奥の小さな町に、夜の一時降り続いたミルクのような白い雨。この白い雨は人間の理性の壁を溶かしてしまう雨でした。

この奇妙な雨に濡れてしまった、美佐子らの登場人物たちは、憎悪などの負の感情を爆発させ、次々と事件を起こしていきます。

人はどれほど、狂気を孕んだ、陰鬱な感情を押し殺して生きているのでしょうか。物語を読み進めると、理性という壁を粉々に打ち壊した時、誰しもこのような振る舞いをするかも知れないと考えさせられ、恐ろしかったです。

背筋が凍るような展開の連続で、読み始めると、一気に読了出来てしまうほど読者を魅了する作品です。是非ご賞味下さい。

 

4位. 顔のない十字架

『姉さん、どうしよう、車で人を撥ねて、殺しちゃった。』

深夜、弟からかかってきた一本の電話により、主人公佐知子の平穏な日常が崩れ落ちていきます。

撥ねられた男が持っていた『金を払わなければ、一週間後、娘は死ぬ。』という、謎の脅迫状を背景に、弟を守り、娘を助ける為、佐和子は奔走します。

佐和子の必死な行動と、1週間というタイムリミットがある事で、終盤まで緊迫感が途切れず、スリリングな物語に仕上がっています。

また作中、殺し屋に心を惹かれてしまうなど、切ない描写もあり、女性心理をよく描いた作品としても読めます。軽快なテンポで読みやすい作品の為、彼の作品に初めて触れる方は、是非手に取ってみましょう!

 

3位. マリオネットの罠

ミステリー小説の傑作です。 

『全裸の女は、全身に浴びた血を洗い流すように、叩きつける雨の中、山あいの国道に立っていた。』

そんな、衝撃の冒頭から物語は始まります。山間の洋館で起きた3人の惨殺事件、その後東京で次々に起こる、殺人事件。遠く離れた2つの場所で発生した事件を軸に、物語は進行します。

読み進めるほどに、泥濘に嵌った様に深まる謎に、読者は息を潜めながら、ひたすらページを捲る事になります。 

赤川次郎にとって、本作が初の長編小説となりますが、緻密なプロットと怒涛の展開は健在で、素晴らしかったです。また、ネタバレは避けますが、ラストの衝撃は非常に大きく、『マリオネットの罠』という表題が、如何に本作に相応しいか分かりました。

読み応えのあるミステリー小説を探している方は、是非一度読んでみて下さい!きっと満足頂けると思います!

 

2位. 花嫁シリーズ

ユーモア要素が強いミステリー作品です。

第一作の『忙しい花嫁』では、主人公の亜由美は先輩の披露宴に招かれます。しかし、当の先輩は、『あの女は、僕の妻じゃあない。そっくりだが、別の女だ。』という謎の言葉を残して、新婚旅行の先で、突如行方不明になります。

そして、その先輩を調べていた友人が、大学内で密室状態で殺害されてしまいます。この不可思議な事件の解明に、主人公は乗り出します。

謎が謎を呼ぶ展開に、読者自身も迷宮に引きずり込まれる様な錯覚を受け、ページを捲る手が止まりませんでした。

また、主人公の愛犬である、ダックスフンドのドン・ファンも非常に良い味を出しており、亜由美とのコンビは読んでいてスカッとしました!

現実の生活に疲れている方は是非、強運と度胸を武器に、愛犬と活躍する亜由美の姿を見てみて下さい!

 

1位. 南条家双子姉妹シリーズ

ユーモア要素たっぷりのサスペンスシリーズです。

『その結婚を止めなければ、ハネムーンの帰りは、棺の中ですよ。』

得体のしれない女の忠告に南条家は大騒ぎになります。今更中止できない母は、今では暗黒通りの女ボスとなっている双子の妹との入れ替わりを思いつきます。

非常にテンポが良く、コミカルであり、脇を固めるキャラクター群も個性派揃いでキャラが立っていました。

シリーズが進むにつれ、登場人物も増え、南条家劇場は益々脂がのり、ユーモアたっぷりの大活躍を見せてくれます。

万人におすすめ出来る、コミカルでドタバタだけど、ほろりと泣ける、エンターテインメント作品です!

 

まとめ

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

上述した様に、彼の著作は非常に多く、まだ未読の作品も多くあるため、本エントリーについては時間を見つけて少しずつ追記していきます。

万人受けしやすく、読みやすい作品を優先的に上位挙げている為、彼の作品を初見の方は、是非上位の物から手を取って頂けると、作品に入り込みやすいと思います!

しかし、1年で20冊以上書いていた時期もあるなど、赤川次郎の創作スピードは尋常じゃないですね・・・。

 

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ウマキ